良寛会

◆「あづさゆみ 春さり来れば 飯乞ふと 里に行けば

  里子供 道のちまたに 手毬つく 我も交じりぬ

  そが中に 一二三四五六七 汝がつけば 我は歌ひ

  我が歌へば 汝はつきて 霜立つ 永き春日を

  暮らしつるかも               

  この里に手毬つきつつ子供らと あそぶ春日はくれず

  ともよし 霜立つ永き春日を子供らと 手毬つきつつ

  この日暮らしつ」(良寛)


   越後が生んだ名詩僧・良寛さまは、「日本の良寛さま」

  として日本国内はもとより、国外からも敬慕されております。

  托鉢行脚の厳しい修行をされた良寛さまは、仏道悟入の境地を

  見事な詩歌に託されました。また、厳しい修行の中から会得

  されたその人間愛や動物・自然愛は、時代を超えていまも私

  たちの心に響きわたります。


 「人間良寛に学びたい」「良寛和尚の心に迫りたい」

   「良寛様を知る喜びや楽しみを共有したい・・・」

  そんな目的で、設立された「良寛クラブ南魚沼」に

  今回、入会しました。



  早速、勉強会があり、浦佐にある池田美術館に行ってきました。


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  展示されている良寛の書、木彫りの良寛像などを

  学芸員の方に解説していただいて、良寛の世界に

  少しふれた有意義な時間を過ごすことができました。


  私の中では、良寛は教育者の原点でもあります。


  背中の教育がどんなものなのか、今も私に問いかけて

  くれる良寛・・・


  今後の勉強会を楽しみにしています。