空海

☆いまから、1200年前の平安時代のはじめ

 遣唐使として渡った中国から、密教の(真髄)を

 持ち帰り、真言宗の礎を築いた空海・・・

 その教えは、(人はみな仏になれる)という

 革新的なものでした。

 歴史上、20数人いる大師の中で、お大師さまと

 いえば、弘法大師空海のこと。

 いまも、高野山や東寺、四国遍路に信者がたえない。


 私は、(風信帖)という空海の書を通してその存在を

 知ったほうなのですが・・・


  空海の言葉

 優れた医師の目から見れば、道端に生えている草は

 すべて薬と成り得る。宝石の専門家は、原石の中から

 宝石をみいだすことができる。理解できるかできないかは

 誰の問題でもない。まさに本人の能力や性向に依存して

 いるのである。


 要するに、対象を判定する自分のほうに問題があるという

 真実に、自分自身が気づくことこそが大切だと述べている

 のである。


 空海がつくった山上の宗教都市をご案内しますね。