天国に

◆虹の橋(日本語訳)

 天国の入り口に、虹の橋という場所があります。

 この世で、だれかに愛された動物は、亡くなると

 みんな虹の橋に行くのです。


 そこには、みどりの野原や丘があり、いとしい

 ペットたちは、みんな一諸に走り周り遊んでいます。

 食べ物はいっぱい、水もお日様もいっぱいです。

 ペットたちは、あったかくて幸せです。

 病気だったり、お年寄りの動物も元気になり

 若わかしさでいっぱい。

 けがしたり、手足が不自由なみんなも、こころも

 身体も元に戻っています。

 遠い昔、この世で一緒に遊んだときのあの元気な姿で。


 みんな幸せで満足しています。けれど、ただ一つのことが

 気にかかる。心がしずんでしまう。もう一度、やさしい

 あなたに会いたい、会いたいと夢にみるのです。

 
 みんな一緒に走り周り遊んでいます。

 けれども、聞いてください。その日がいつか来るのです。

 あの子は、はっと立ち止まり、遠くを見ます。

 ひとみが輝き、体が震えます。遊び仲間から離れて

 走り出します。みどりの草を飛び越えて、もっとはやく

 もっとはやく走り続けます。

 そう、あなたに気づいたのです。

 とうとう、あなたは夢にみたあの子と出会うのです。

 一緒に抱き合って、ただ喜びがこころに満ちます。

 幸せなキスの雨が顔に降り注ぎます。

 あなたは、いとしい友の頭をやさしく撫でて、あなたを

 心から信頼する瞳をふたたび見つめます。

 この世でなくしてしまった、けれども決して忘れたことの

 ないひとみを。

 そして、あなたたちは虹の橋を渡るのです、一緒に・・・




  我が家のメロディーが、天国に召されました。

  虹の橋で待っていてね。。。